10年務めていた会社を辞めました。 | ピンポイントアルバイト
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2016年2月20日

10年務めていた会社を辞めました。

会社を辞めてから見えてきたこと
編集部

周囲の人や家族にはかなり反対されましたが、それでも私は会社を辞めました。 会社では営業職についていたのですが、私はどうしてもこの仕事に馴染めなかったのです。 会社員ですから、上の人が決めた商品を売らなければなりません。 しかし、それが、いいものならまだしも、自分でも使いたいと思えないような商材もたくさんありました。 がんらい、理系の大学を出た私は、研究者になりたかったという想いもありましたから、他人にモノを売りつけることに対して常に抵抗があったのです。

仕事を辞めて・・・

仕事を辞めて、しばらくは好き勝手に生きたいと思っていました。実際に、数カ月はただ何もせず、ぐだぐたと毎日を過ごしていました。好きな時間に起きて、寝て。食べたいものを食べたい時に食べ・・・・・。一日中テレビを見ているなんてこともしょっちゅうでした。 ところが、そんな生活はいつまでも続きません。 すぐに貯金は底を尽き、生活に行き詰まってしまいました。 そこで、何か気軽にできる仕事はないかと考えていると、ふと学生時代にやっていた塾講師のアルバイトを思い出しました。 そこは、基本的に小学生を対象とした個人塾だったのですが、受験を目的としたものではありませんでした。 子供たちがどうやったら、勉強が楽しくなるのか。また、自分たちが生きている世界に興味を抱けるような授業を目的としている、一風変わった塾なのです。

以前のアルバイト先に電話

塾の経営者に事情を話し、しばらく雇ってもらえないかと話をすると、明日からでも来てほしいとすぐに採用がきまりました。

さっそく、授業

翌週から、私は学生時代と同じ理科の授業を受け持つことになりました。 カリキュラムは決められていたのですが、そこでどんな授業をするかは私の自由なわけです。 そこで、あることに気が付きました。 子供たちは、教科書に書かれているような決められた文章を読むよりも、実験や野外学習のように、実際に何かを手で触ったり、体験できるようなものにより多くの興味を抱くわけです。 自分が学生時代は気が付きませんでしたが、考えてみたら当たり前のことです。 私自身、小学生の頃に理科の実験で使った顕微鏡の中にいた微生物の生態に興味を抱いた事から、この学問が好きになったわけです。 目を輝かせながら、実験をする子供たちの姿を見ていると、かつて私が好きだった、研究への思いがふと蘇ってきます。 さすがに、今さら学生に戻ろうという気にはなれません。 しかし、子供たちが好きなものを見つけ、それに没頭できるようなことを手助けできるこのアルバイトをしばらくは、続けてみようかなと思う今日この頃です。

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